みなさんがご存じのように、栄養はバランス良くとることが望ましいです。
好きな人と楽しく食事をすることが、一番の「美」の「食」です。
毛髪は主に、タンパク質でできているので、過剰な脂質を含まない、良質なたんぱく質は必須です。
良質なたんぱく質とは、必須アミノ酸を豊富に含む、大豆、卵、魚などです。
そして、毛髪のための栄養としては、ビタミンB1、ビタミンB2を中心にビオチン、葉酸などのビタミン群、亜鉛やマグネシウムなどのミネラル、必須アミノ酸などです。
重要なミネラルの亜鉛は、吸収されにくいのでビタミンCと一緒に摂取すると吸収されやすくなります。
a‐リノレン酸を多く含むエゴマ油、オメガ9を含むオリーブオイルなど、毛髪の細胞と細胞のあいだをつなぐのは油分ですし、髪のツヤもでますので、良質な油分も必要です。
女性ホルモン様成分を含む大豆製品も積極的に摂取しましょう。
特におからがオススメです!!!
食事で十分に摂取できない栄養素は、サプリメントなどで補うのもおススメです。
漂白・脱色作用。欠乏すると皮膚のみずみずしさが失われます。
アンチエイジング効果。末梢血管を拡張させ循環を良くする。抗酸化作用があります。
ビタミン同様三大栄養素が有効に利用されるように働きます。
不足すると皮膚は敏感に反応し、よって皮膚の抵抗力も衰えます。
不足すると貧血がおこり、酸素供給が不十分になり代謝不良になります。
大気汚染や古くなった油は体内のビタミンを消費させるのでなるべく避けましょう。
- 油菓子
- インスタントラーメン
- 時間の経ったフライ
- 天ぷら
長い間、取り続けると肝臓や腎臓機能が低下し、栄養吸収悪くなり、老化につながります。
アーモンド・牡蠣・納豆・海老
小魚・大豆
牡蠣・牛肉・鶏肉・豚肉・ゴマ
果実 いちご・柿・キウイフルーツ・オレンジ など
野菜 パプリカ・トマト・にら・ブロッコリー など
イモ類 じゃがいも・さつまいも・カボチャ など
果実類 アボカド・ブルーベリー・プルーン など
緑黄色野菜 ホウレン草・モロヘイヤ・大葉 など
植物油 オリーブオイル・ゴマ油 など
果実 いちご・柿・キウイフルーツ・オレンジ など
野菜 パプリカ・トマト・にら・ブロッコリー など
イモ類 じゃがいも・さつまいも・カボチャ など
豚肉・うなぎ・小麦胚芽・豆類・ひまわりの種 など
皆さんご存じのビタミンといっても実際はなんぞや???と思う方も多いと思います。なので、今回は頭皮や毛髪を健康に美しくするためにも大切な栄養素の一つ、ビタミンCについてなぞ解きをしていきたいと思います。
そもそもビタミンとは、生物の正常な発育のために、必要な栄養素のことです。
そのなかでも、「ビタミンC」は現代の私達に 最もなじみの深いビタミンの一つです。
人間はビタミンCを体内で合成できないので、食品から摂取する必要があります。(ちなみに、ビタミンCは水に溶かしても無色透明であり、ビタミンC入りの飲料水というと黄色をイメージする方が多いと思いますがこれはあえてイメージとして着色しています)
ビタミンCの効果としては、お肌や頭皮をきれいにする、病気の予防、風邪をはやくなおす、など広く知られています。では、
「本当にそのような効果があるのか???
「実際にどのくらい摂取すればよいのか???
「ほかにはどのような働きをしているのか???」
という視点から見ていくことにしましょう。
・ビタミンCは体内で「コラーゲン」が形成される時に必須の成分です。
(コラーゲンとは皮膚や血管など、人体のさまざまな組織の構造を支える繊維状のたんぱく質です。)
この大切な働きをするコラーゲンを構成するアミノ酸の一部を変化させる反応に、ビタミンCは不可欠です。
この反応がおこらないとコラーゲン線維の構造が不安定になり、皮膚や血管がもろくなります。
・厚生労働省では、12歳以上であれば1日に100ミリグラムのビタミンCをとることを推奨しています。
摂取量を調査した結果、平均男性は95ミリグラム、女性は101ミリグラム摂取しているそうです。
ということは、普段の食生活でほぼ必要量摂取しているということになりますね。
では、たくさんビタミンCをとるほど効果が期待できるのか???
残念ながらある程度以上の量は体内にとりこまれず、とりこまれたとしても腎臓の働きで尿中に排出されます。体内への摂取量は、およそ400ミリグラムで飽和するそうです。
ですが、大量に摂取したとしても大きな問題もありません。
・風邪にビタミンCは効果があるのか???
この説が広まったのはノーベル賞を2度受賞した科学者、ライナス・カール・ポーリング博士(Linus Carl Pauling)が1970年に発表した「ビタミンCと感冒」という本がきっかけだと言われています。
ところが、その後の検証によると、ビタミンCを多く摂取することにより、風邪の症状がよくなるという事実は確認できていないそうです。
重要な働きがあるとはいえ、ビタミンCはあくまでも栄養素の一つ。過剰な期待は禁物のようです。
(参考文献 Newton 11月号)
頭皮と髪にいいとされている、栄養成分を含んだ食材を提案させていただき、
料理研究家の飯塚浩子先生に「簡単にすぐできちゃうけどおいしいレシピ」を考えていただきました。
飯塚先生の料理教室などされているキッチンでご指導いただきながら料理させていただき、
本当に簡単にすぐできておいしく、2人で食事する時も大勢で食事する時でもどちらでもすぐ対応できるので、
とても素敵なレシピです!!!
飯塚浩子
料理研究家
みなさんおなじみの、NHK番組「今日の料理」にも出演されています。
ご自身の料理本も多数出版され、日本人に親しみやすいイタリア料理を創りだされています。
実際に先生が料理教室をされている空間で、僕もご指導していただいたのですが、
まさに「おいしい料理をつくりだす空間」と感じる、素敵な空間でした。
とても、エネルギッシュで心の温かい素敵な先生です。
そんな素敵な先生だからこそ生み出せる料理なんだなと感じました。
とても、おいしい料理があっという間にできました!!みんなでそのあとに、ワインを飲みながらの食事、最高でした!ご飯はみんなで楽しく食事するのが最高だな!と、あらためて感じました。
材料(4人分)
豚スペアリブ | 約600g |
干しプラム | 12個 |
にんにく(つけ汁) | 1カケ分 |
白ワイン(つけ汁) | 大さじ2 |
生タイム | 1枚 |
ローリエ | 2,3枚 |
オリーブオイル | 大さじ1 |
スープストック | 1カップ |
白ワイン | 1/3カップ |
塩、コショウ | 適量 |
作り方
1.まず、スペアリブをつけ汁に10分〜20分マリネします。
そして、プラムをお湯にすこしつけて、さっと洗います。
2.フライパンにオリーブオイルを熱し、タイム、ローリエを入れ、
マリネしたスペアリブを入れていためます。
肉の端が縮み骨が見えたら(写真1)、プラムを入れいためます。
3.(2)の中にスープストック、白ワインを入れて(写真2)、汁気がなくなるまで煮ます。
そして、最後に味をみて、好みで、塩、コショウ、パプリカをみじん切りにしたのをちらします。
お皿に盛りつけて、完成です!!!
写真1
写真2
できた!!
材料(4人分)
鯛の切り身 | 4切れ(ヒラメ、アマダイ、イサキ、etc) |
生わかめ(お刺身用) | 500g |
レモン | 1個 |
にんにく | 1片 |
スープストック | 1/2カップ |
白ワイン | 1/2カップ |
オリーブオイル | 大さじ1 |
レモン汁 | 大さじ1 |
塩、コショウ | 適量 |
オリーブオイル | 大さじ1 |
作り方
1.鯛の切り身に塩、こしょうをして、上にレモンのスライス、ニンニクの薄切りをのせて、
水洗いしたわかめで包みます。
2.フライパンまたは鍋にオリーブオイルを入れ両面さっと焼きます。
スープ、白ワイン、レモン汁をいれて、蒸し焼きにします。
3.お皿に取り出したら、レモン、EXバージンオリーブオイルをかけてください。
5分後・・・できあがり!!!はやっ!!!!
「 かまぼこが美の食!! 」「 育毛や美髪にもつながる!! 」というお話を鈴木雅映子さんに聞き、
小田原の鈴廣かまぼこに伺わせていただきました。
博物館でかまぼこ作りを体験し、かまぼこや地魚などをごちそうになり、生産工場を見学させていただき、そして研究員の方達にお話を伺いました。
では、はじめに、鈴廣かまぼこのアミノ酸についてフォーカスをあてていき、そこから順をおって「美」のつながりを見ていきましょう。
人間の体を構成する成分の60%〜70%は水、その次に多いのがたんぱく質で約20%です。
たんぱく質は筋肉や臓器、血液、皮膚といった組織の他、酵素やホルモンなどを作るうえで欠かせません。
つまり、体をつくる材料となり、維持したり、発育を促す役割があり、とても重要な栄養素です。
そのたんぱく質を構成しているのがアミノ酸なのです!!!
人間の体は20種類のアミノ酸から構成されています。
そのうちの9種類は体では合成できず、食物などからとる必要があるため「必須アミノ酸」と呼ばれています。
この必須アミノ酸が食品中に必要量あるかどうか評価したものが「アミノ酸スコア」で、アミノ酸のバランスの指標とされています。
そのたんぱく質を構成しているのがアミノ酸なのです!!!
人間の体は20種類のアミノ酸から構成されています。
そのうちの9種類は必須アミノ酸と呼ばれる、体では合成されず食物などからとる必要のあるアミノ酸があります。
かまぼこはお魚の筋肉から作られています。
お魚の筋肉はもちろんたんぱく質ですので、アミノ酸が豊富に含まれています。
かまぼこは必須アミノ酸のバランスがよく、アミノ酸スコアが100点満点と栄養価が極めて高い食物なのです。
かまぼこには、特に髪から流出しやすいロイシン、イソロイシンなどのアミノ酸が豊富に含まれている
毛髪はたんぱく質80〜90%、脂質1〜8%、微量元素0.6%〜1%、水12%〜13%で構成されています。
その主成分であるたんぱく質ケラチンはアミノ酸を構成単位とした高分子なので、毛髪に深く関係しているのです。
毛髪のアミノ酸流出はダメージの原因にもなります。
カラーリングやパーマ、日々のライフスタイルで傷んだ髪はアミノ酸が流出しやすくなっています。
かまぼこには、特に流出しやすいロイシン、イソロイシンなどのアミノ酸が豊富に含まれています。
アミノ酸が毛母細胞にエネルギー供給する
育毛では毛母細胞への栄養の供給が、育毛において大切な事のうちの1つです。
アミノ酸は様々な細胞にとって重要なエネルギー源になることが知られており、
生薬抽出物やビタミンなどに加えて、アミノ酸が毛母細胞へのエネルギー供給という観点から注目されています。
かまぼこのアミノ酸
かまぼこのアミノ酸は約20種類あり、その中で毛髪発育促進に良いのが、
メチオニン
髪の毛の主成分は
グルタミン酸、アルギニン、システイン
皮膚に良いアミノ酸ですと、
ロイシン、プロリン、グリシンなどがあります。
アミノ酸は食事の影響も大きく受けるので、食事において、毛髪の原料となる種類のアミノ酸が不足すると、
本来のアミノ酸組成とは異なった毛髪となる事があります。
アンチエイジング
かまぼこに含まれる魚肉タンパク質を酵素分解して得られる魚肉ペプチドには抗酸化能があります。
活性酸素のなかでも特に酸化力の強いヒドロキシルラジカルに対する消去能は大豆ペプチドの10倍、魚肉ペプチドと同組成の織アミノ酸混合物の100倍だそうです。
また、魚肉ペプチド摂取により、生体内でも酸化ストレスを軽減してくれることが明らかになったそうです。
詳しくはこちらでも紹介されていますので是非ご覧下さい!
http://www.surimi.com/suzuhiro/seikatu5.html
ダイエット
かまぼこは、魚肉を水で洗う工程(水さらし)を経て作られるので余分な脂肪が取り除かれます。
そのため、かまぼこは低脂肪で、さらに、アミノ酸は脂肪燃焼を促進して、エネルギー代謝を促します。
血液サラサラ、生活習慣予防
魚肉から作るかまぼこには、EPA(エイコサペンタエン酸)が含まれています。
EPAは悪玉コレステロールを減らすという優れた働きをしてくれるので、その結果血液がサラサラになり、生活習慣予防につながります。
お勧めの食事方法、だれでも簡単にできておいしいレシピなど、鈴廣かまぼこさんや全国かまぼこ連合会のホームページなどで紹介されていますので是非ご覧下さい!!!
http://www.kamaboko.com/entertainment/recipe/
http://www.zenkama.com/recipe/diet.html
ご飯に足りないアミノ酸(リジンやスレオニン)をかまぼこが補ってくれて、とてもバランスが良くなります。
個人的には、朝食で特に調理せずそのままご飯とかまぼこ3切れぐらいで食べたりします。
良い組み合わせな上にとても手軽で時間もかからないのでオススメです!!!
特に小さい頃はよくかまぼこだけでかじってましたね(笑)
鈴木雅映子さん(右の女性)は、鈴木家の長女であり、バングラディッシュに自ら訪問し、現地の状態や雰囲気などを実際に肌で感じ、そして、かまぼこの技術を使っての魚肉たんぱく質の保存食を、戦争をしている国や、貧困の国などに栄養を届けたいと、大胆に行動されているすごいエネルギーにあふれた素敵な女性です!!!
松岡さん(右から3番目の女性)、植木さん(右から2番目の男性)は研究員の方達で魚肉タンパク質やかまぼこの成分についてなど様々な事を教えていただきました。
そのまま簡単に食べれる、調理もしやすい、低脂肪、頭皮や髪にいい、お肌にもいい、そしておいしい!!!
普段食べていたかまぼこに頭皮や髪、肌などの「美」の効果があると知るとまた新たな考えがでてきますね!!!