医療 新たな知識から 新たな「美」を得る 知からの「美」 健康的な頭皮から 美しい美髪へ

筋肉は電気信号でうごいている

筋肉は電気信号で動いています。
ここにフォーカスを当てていきます。
疲れている部位は電気を帯びていて、うまく放出できていない状態です。

このような状態だと常に筋肉が緊張しているため、コリなども溜まりやすく、
交感神経も緊張している状態のため、疲れやすく、リラックスできない状態です。
なので、しっかりと電気を放出してあげることがとても大切です。

電気を放出してあげることにより、筋肉の緊張などをほぐし、血流やリンパなどの流れが良くなり健康な状態になります。
なので、健康な毛髪の育毛・発毛、抜け毛予防になります。

大きなことを言えば、地球は大きな電磁石であるといえ、電気を宇宙に放出しています。
ここからもなにか新しいつながりが見えてきそうですね。

大脳鎌(Falx cerebri)

大脳鎌の部位がうっ血すると毛髪が抜けやすくなります。
ここにフォーカスを当てていきます。
特に、後頭部のボンノクボの部位は血流が多く頸椎にもつながっているので、血流が悪くなり、脳圧が高くなると体に様々なよろしくない現象がおこります。

例えば、脳圧が上がることにより、血流やリンパの流れが悪くなり、交感神経が緊張します。
交感神経が緊張すると、筋肉が硬直して、つねに体が戦闘態勢「 ファイト!! 」のような状態であるため、
「 疲れがはやくなる 」「 肌の質も悪くなる 」「 コリが溜まり血流やリンパの流れが悪くなる 」。

そして、頭皮の血流も悪くなるので毛母細胞に栄養を送りにくくなってしまい、髪が細くなってしまったり、抜け毛の原因にもなります。
逆に、交感神経が緊張する事により、脳圧が上がり、血流やリンパの流れが悪くなり首のコリや疲れ、そして髪の細毛化、抜け毛にもつながるのです。

そして普段の生活では後頭筋は動きにくくコリが溜まり血流もわるくなりやすいので、
定期的にほぐしてあげることが大切です。
そして、スポーツをしたり、体を動かして思いっきり発散してください。

そうすると脳圧が下がり、血流やリンパの流れも良くなります。
汗をかくとデトックス効果にもなるし、体を動かし疲れさせてあげると眠りも深くなりますし、やはりスポーツしたり、体を動かすのは単純に気持ちいですよね!!!
運動した際には、しっかりと水分補給もしてください(水については後日)。

疲れている筋肉

疲れが溜まっている方や仕事で時間に日々で追われている方は、肩が上がっているようにみえたり、力が入っている方が多いです。
ここにフォーカスを当てていきます。
それにもしっかりと理由があります。

首には、胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)という首を曲げ、回転させる働きを持つ筋肉があります。
ボクシングやレスリング、ラグビーなど頸部を保護するという目的から怪我の防止という観点で鍛えられることが多い筋肉です。
このような働きをもつので、胸鎖乳突筋は強い筋肉です。

なので、疲れやコリが溜まっていたりすると、胸鎖乳突筋が萎縮し肩が上がってしまいます。
足のアキレス腱も同じように強い筋肉なので、疲れて萎縮していると仰向けになった時に、足首を伸ばしてつま先が下に向いている状態になってしまいます(せん足といいます)。
このような状態になっている方は、ガイハンボシにもなりやすいです。

皮脂

皮脂は必要であるから分泌されている。
ここにフォーカスをあてていきましょう。
頭皮から分泌される皮脂は多いため、洗浄しないと頭の温度や、空気にふれることにより、酸化がすすみやすくなり、臭いやかゆみのもとになります。

ベタついて嫌な経験をされた方もいらっしゃると思います。
ちなみに頭皮は顔のTゾーンの約2倍の皮脂分泌量といわれています。
ですが、皮脂は必要であるから分泌されています。

皮脂とは物理的、化学的に皮膚や毛髪の保護や保湿の役割を果たしています。
天然のクリームみたいなイメージですね。
なので、皮脂を取り除くというよりも、皮脂が過剰に分泌しないように頭皮を改善することが大切です。
頭皮ケアに関係するので、抜け毛予防にもつながります。

皮脂が過剰に分泌しないように頭皮を改善するには???

ご自宅でできることでチョイスしました

  1. ・シャンプーの仕方など正しいホームケアをする
  2. ・睡眠をしっかりとる
  3. ・疲れやストレスを発散させる( 緊張状態の自律神経をやわらげる )
  4. ・バランスのとれている食事をこころがける( 夜更かしして脂っぽいものを食べない )
  5. ・頭皮の汚れをとったら頭皮用美容液などで、保湿をしてあげる( ビタミンC誘導体配合のものなどは、皮脂分泌過多を防ぎ毛穴をひきしめてくれます )

皮脂の皮膚炎、発疹との関係

ライフスタイルやストレスなどの内面的なことも大きく影響しているのですが、
皮脂などのバリア機能が正常に働いていなく、バリアのないところから汗やほこり花粉などが入り込んでアレルギー反応やかゆみをおこします。
過剰分泌により毛穴部分に角栓が形成され毛根周囲に炎症が起こりやすくなります。

皮脂量の減少

頭皮の皮脂量は40代から減少するといわれています。
皮脂量が減少する事により、バリア機能が低下しかゆみや皮膚炎、頭皮の乾燥などをまねきやすくなります。
そしてケミカル施術後(パーマ、カラー)は頭皮角層水分量が減少し、ケミカル施術の頻度が多いと
頭皮のダメージリスクが高まると考えられています。

毛髪は電気の放電の役割もしている???だから皮脂が○○○

「筋肉は電気信号で動いている」の項目で、疲れている部位は電気を帯びていて、うまく放出できていない状態なので、しっかりと放電してあげることが大切であると、お話させていただきました。
それにともない、髪は電気を放出する役割もしていると考えます。
毛の形状も根元は太く、毛先にむかうほど細くなっているので放電しやすい形状であるといえます。

毛髪がダメージしていたり、乾燥していると体が反応して、もっと油分で膜を張ろうと皮脂を多く分泌させて、
髪の表面の潤いを保ち髪からの放電をしやすくする働きがでてくる可能性があると思います。
ということは、キューティクルが傷んでいたり、毛髪が乾燥していてうまく放電できない状態であると、
皮脂の過剰分泌につながってくるのではという考え方ができます。

表面だけでなく、毛髪内部の栄養分も満たされていなければダメなのでは?という意見もでてきそうですが、
電気の性質上、たとえば鉄パイプが2本あるとします。
一つは中が空洞になっています。もうひとつは空洞になっていません。流す電気量は同じです。

どちらが流れる電気量が多くなるでしょうか???
正解は、流れる電気量は2本とも変わりません。(とてつもない電力でしたら違ってきますが体の電気なので)
なので、毛髪表面が健康な状態であれば髪からの放電もしっかりとしてあげることができると考えます。
(毛髪内部の栄養成分ももちろん重要ですが今回は電気の放出と皮脂について着目しているため)

結果、髪からも電気をしっかりと放電してあげることにより頭皮の皮脂分泌量が適正になり、電気を放電する事で、頭もスッキリしてくるかもしれませんね。
皮脂と毛髪との密接な関係もあらためて感じます。
これらのことからもやはりすべてがつながっているということがわかります。
電気が、もっと深く頭皮や毛髪などにつながっていきそうですね。

ご指導いただいている先生

吉田 憲次
吉田憲次研究所 所長

吉田先生のところに伺わせていただき、
医学の様々なことを教えていただきました。

2時間、3時間があっという間に感じるほど、
毎回、とても楽しく、
そして、とてもわかりやすく教えていただいてます。
とても素敵な先生です!!!

吉田先生のホームページアドレス
http://www.yklabo.com

吉田憲次先生の写真です。